NBAプレシーズン2026が本格的に始まりました。
この時期は勝敗そのものよりも、「新加入選手がどうフィットしているか」「スター同士の役割分担はどうなるか」「若手がローテーションへ入れるか」を見る方が面白い時期です。
2026-27シーズンは特に大きな移籍が多く、すでにプレシーズン数試合だけでも興味深い変化が見えています。
今回はNBA開幕前にチェックしておきたい5つの変化をまとめます。
NBAプレシーズン2026|注目したい5つの変化
- ラメロ・ボール×アンソニー・エドワーズの新バックコート
- ジェイレン・ブラウンが76ers初戦で22得点
- レブロン移籍後のレイカーズはルカ中心へ
- ステフィン・カリーと新人ヤクセル・レンデボーグ
- ザイオン・ウィリアムソンとペリカンズの再出発
1. ラメロ×ANT。ミネソタの新コンビは想像以上に面白い
まず一番楽しみなのが、ラメロ・ボールとアンソニー・エドワーズです。
ミネソタはプレシーズン初戦でミルウォーキーに116-97で勝利。ラメロは17分で11得点、4リバウンド、3アシスト、1スティール。ANTは14得点、4リバウンド、2アシスト、2ブロックを記録しました。
数字以上に面白かったのは、ラメロが開始直後からボールを前へ運び、ANTを早い段階でアクションに参加させていたことです。
エドワーズはこれまで自分でゼロからオフェンスを作る負担がかなり大きい選手でした。そこへラメロのパスセンスが加わると、ANTが「ボールを持って何とかする選手」から「動きながら破壊する選手」になれる可能性があります。
トランジションでラメロが先頭を走り、ANTがウイングから飛び込んでくる。ピック&ロールの後ろにANTを置く。逆にANTがドライブした時に、ラメロがディープ3のスペーサーになる。
まだプレシーズンですが、この組み合わせはかなり見応えがあります。

World Hoop Labではラメロの最新シグネチャーPUMA MB.06も詳しく取り上げています。
関連記事:PUMA MB.06は買い?ラメロ最新バッシュを解説
2. ジェイレン・ブラウン、76ersデビューで17分22得点
もう一人、移籍後すぐに存在感を出したのがジェイレン・ブラウンです。
フィラデルフィアはニューヨークに120-97で勝利。ブラウンはわずか17分の出場で22得点、FG8/13。前半だけで試合を支配しました。
この試合ではレブロン・ジェームズ、タイリース・マクシー、ジョエル・エンビードが欠場。
つまりブラウンは、いきなり「自分で得点を作る側」に入りました。
ボストン時代から、トランジション、ミスマッチのアタック、ミドルレンジは強みでした。76ersではそこにレブロン、エンビード、マクシーがいるため、常にファーストオプションとしてプレーする必要はありません。
むしろ、相手の2番手・3番手ディフェンダーを攻める時間が増える可能性があります。
このロスターが健康なら、ブラウンが最も得をする選手の一人かもしれません。
3. レイカーズは完全に“ルカのチーム”へ
レブロンがフィラデルフィアへ移ったことで、ロサンゼルス・レイカーズの中心は明確になりました。
ルカ・ドンチッチです。
プレシーズン初戦のサクラメント戦では、前半だけで21得点、3アシスト、2スティール。第1クォーターだけで13得点を挙げました。
今季のレイカーズは、ルカとオースティン・リーブスを軸にしたチームです。
昨季までのように「レブロンとルカのどちらがゲームを作るか」という問題はありません。ボールを持つ人も、テンポを決める人も、クラッチで判断する人も基本的にはルカです。
これは本人にとって負担が増える一方、オフェンス設計としては非常に分かりやすくなります。
ウォーカー・ケスラーのようなロブターゲット、クエンティン・グライムズのようなシューターを周囲へ置き、ルカがピック&ロールで判断する。
レイカーズがどこまで勝てるかは、最終的にルカ中心のオフェンスを守備とどう両立するかにかかりそうです。
4. Warriorsはカリーだけじゃない。新人レンデボーグ17得点9リバウンド
ゴールデンステイトはレイカーズに124-98で勝利。
ステフィン・カリーは14分で16得点、5アシストといつも通りでしたが、それ以上に興味深かったのが新人ヤクセル・レンデボーグです。
今年のドラフト11位指名のレンデボーグは、17得点、9リバウンド。FG7/11と効率良く得点しました。
Warriorsにとって重要なのは、カリーの隣で「何も止めない選手」です。
ボールを長く持たず、カットし、スクリーンし、走り、リバウンドへ入る。レンデボーグがこの役割を早い段階で理解できれば、かなり面白い存在になります。
カリーが40歳へ近づく中で、Golden Stateが次の世代へどうバトンを渡すか。
プレシーズンではそこもチェックしたいポイントです。
5. ザイオン復活へ。ペリカンズは24点差から逆転
ニューオーリンズはOKC相手に最大24点差をつけられながら、最終的に116-110で逆転勝利しました。
そしてザイオン・ウィリアムソンも2026-27シーズンのプレシーズン初戦に登場。
最初の得点は、いかにもザイオンらしい左手の強烈なダンクでした。
ザイオンについては毎年「健康なら」という前提がつきます。
ただ、コンディションが整っている時の彼は今でもNBAで最も止めにくい選手の一人です。
ペリカンズにはベネディクト・マサリン、ジェレマイア・フィアーズ、デリック・クイーンなど若いタレントもいます。
ザイオンが無理にすべてを背負わず、若手の成長と共存できれば、ニューオーリンズは予想以上に面白いチームになる可能性があります。
プレシーズンだからこそ見るべき3つのポイント
プレシーズンの得点や勝敗を、そのままレギュラーシーズンへ当てはめる必要はありません。
スター選手の出場時間は短く、ローテーションも通常とは違います。
それでも見る価値はあります。
- 新加入選手の役割:誰がボールを持ち、誰がオフボールになるのか
- ラインナップ:HCがどんな組み合わせを試しているか
- 若手の判断速度:NBAのテンポでプレーできているか
スタッツよりも、この3つを見るとプレシーズンはかなり面白くなります。
シューズ目線でも今年のNBAは面白い

今年はプレーだけでなく、バッシュもかなり面白いシーズンです。
ANTは最新のAE 3、ラメロはMB.06。レブロンは11月にLeBron 24が発売予定です。
選手の活躍をニュースとして追いながら、「実際に何を履いているのか」を見ると、NBA観戦の楽しみ方が一つ増えます。
NBAプレシーズン 2026 FAQ
ラメロ・ボールのミネソタ初戦の成績は?
17分で11得点、4リバウンド、3アシスト、1スティール、3ポイント2本を記録しました。
ジェイレン・ブラウンは76ers初戦で何得点?
17分で22得点。FG8/13を記録し、ニューヨーク戦の勝利を牽引しました。
ルカ・ドンチッチのプレシーズン初戦は?
サクラメント戦で前半だけで21得点、3アシスト、2スティールを記録しました。
Warriorsの注目新人は?
ドラフト11位のヤクセル・レンデボーグです。レイカーズ戦で17得点、9リバウンドを記録しました。
NBA 2026-27シーズンの開幕日は?
レギュラーシーズンは2026年10月20日に開幕します。
まとめ|NBA開幕前に“新しい関係性”を見ておきたい
NBAプレシーズン 2026で最も面白いのは、スターの得点数ではありません。
新しいチームで、誰と誰がどうつながるのか。
ラメロとANT。ブラウンと76ers。ルカ中心のレイカーズ。カリーと若手。ザイオンと新しいペリカンズ。
ここを見ておくと、10月20日にレギュラーシーズンが始まった時の理解が一気に深くなります。
World Hoop Labでは開幕まで、試合結果だけではなく「そのチームが何を変えようとしているのか」まで追っていきます。
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