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【Bプレミア開幕戦】A東京vs琉球を徹底プレビュー|10年ぶり再戦の見どころ5選【2026-27】

Bプレミア2026-27開幕 注目5チームを紹介するバスケットボールコート
Bプレミア開幕戦 アルバルク東京 vs 琉球ゴールデンキングス 2026
9月22日・23日のA東京vs琉球。画像:アルバルク東京公式

Bプレミアの最初の1試合が、10年前と同じカードになった。2026年9月22日、TOYOTA ARENA TOKYOでアルバルク東京と琉球ゴールデンキングスが対戦する。

2016年9月22日のB.LEAGUE開幕戦もA東京vs琉球だった。当時はA東京が初戦を80-75、翌日を74-53で制した。あれから10年。リーグはB.LEAGUE PREMIERへ移行し、両チームも新しい指揮系統と新戦力で再び開幕の舞台に立つ。

今回は、試合前日に出ている両クラブとB.LEAGUEの公式情報をもとに、「どちらが勝つか」ではなく、どこを見るとこの試合が面白くなるのかを5つのポイントに絞って整理する。

Bプレミア開幕戦|試合情報

9月22日(火・祝)14:00 TIP OFF

アルバルク東京 vs 琉球ゴールデンキングス

会場:TOYOTA ARENA TOKYO

テレビ朝日系列:13:45〜全国生中継

配信:バスケットLIVEほか

※同カードの第2戦は9月23日14:05開始。

なぜA東京vs琉球なのか|10年前の「原点」がもう一度

今回のカードが特別なのは、人気クラブ同士だからだけではない。2016年、B.LEAGUEそのものが始まった最初の試合もこの2クラブだった。

当時の琉球側は、この対戦を「雑草のキングス vs エリートのアルバルク」と表現している。10年前はA東京が2連勝したが、その後の10年間で琉球はリーグを代表するクラブへ成長し、沖縄サントリーアリーナを軸に独自のカルチャーを築いた。一方のA東京も、国内タイトルを争い続ける強豪としてBプレミア元年を迎える。

さらに興味深いのは、10年前の開幕戦に選手として出場したザック・バランスキーと山内盛久が、2026年もそれぞれA東京と琉球のロスターにいることだ。リーグの歴史が一周して、新しい時代へつながるカードになっている。

A東京は何が変わった?|ライアン・リッチマンHCの新体制

A東京は今季からライアン・リッチマンHCが指揮を執る。クラブはテーブス海、安藤周人、小酒部泰暉の3人をキャプテンに据え、新しい体制で8シーズンぶりのリーグ制覇を目指す。

開幕直前のクラブインタビューでリッチマンHCが繰り返しているのは、環境や戦力に安心しないことだ。A東京は「狙われる側」であることを受け入れ、アグレッシブに、フィジカルに、チームとして戦う姿勢を強調している。

ロスターを見ると、#3テーブス海を起点に、#9安藤周人、#75小酒部泰暉と日本人ガード/ウイングの厚みがある。インサイドには#22ライアン・ロシターに加え、NBA経験を持つ#47ラクラン・オルブリッチも加入した。#1ディー・ジェイ・ホグ、#11キヨンテ・ジョンソンまで含めると、サイズとスキルを両立できるラインナップになっている。

琉球は何が変わった?|「速さ」と「粘り強さ」の新生キングス

琉球側が開幕前に掲げているキーワードは明快だ。アンソニー・マクヘンリーAHCのもと、ボールを動かす速いバスケットボールと、全員でカバーする粘り強さを組み合わせる。

新加入の#3大浦颯太、#17デイビッド・ヌワバ、#11キーファー・ラベナらが加わり、従来のフィジカルな琉球にスピードとボールハンドリングの選択肢が増えた。インサイドには#45ジャック・クーリーが残り、#8佐土原遼、#99川真田紘也もいる。

一方で開幕直前には#33グラント・ジェレットがインジュアリーリスト入り。琉球は9月18日に#21ケビン・ジョーンズを追加補強した。ジョーンズは昨季北海道で平均12.3得点、6.3リバウンド、3P39.3%を記録しており、インサイドだけでなく外へ広がれるPFだ。加入直後だけに役割は読みにくいが、使われればA東京の守り方を変えられるピースになる。

Bプレミア開幕戦の見どころ5選

1|最初の勝負は「テンポ」

A東京はB.LEAGUE公式の開幕特集で「堅守速攻」が注目されている。一方の琉球も公式プレビューで、ボールを動かしながら速い展開へ持ち込む方針を明確にしている。

つまり、どちらか一方が速いわけではない。重要なのは誰が自分たちの形で速くなれるかだ。ターンオーバーから走るのか、守備リバウンドから走るのか、ハーフコートで一度落ち着いてから優位を作るのか。序盤5分のテンポはかなり見ておきたい。

2|テーブス海 vs 琉球のガード陣

A東京の起点はやはりテーブス海だ。ペイントへ侵入してディフェンスを動かせるため、琉球が最初のボールマンをどこまで止められるかでA東京のオフェンス全体が変わる。

琉球は大浦颯太、脇真大、小野寺祥太、キーファー・ラベナら複数のボールハンドラーを使える。1人のPGにすべてを任せるより、ガードを入れ替えながらテンポとプレッシャーを維持できるかがポイントになる。

3|ロシター/オルブリッチ vs クーリーのリバウンド争い

琉球の公式プレビューが自ら強調しているのがリバウンドだ。クーリーを中心に、佐土原らも含めてポジションを問わずボールへ絡む。

A東京にはロシターとオルブリッチがいるため、単純な高さだけなら対抗できる。ただし琉球の強みは1人のビッグマンではなく、複数人がオフェンスリバウンドへ参加するところにある。セカンドチャンスポイントをどちらが抑えるかは、このカードで最も分かりやすい数字の一つになる。

4|デイビッド・ヌワバを誰が止めるか

琉球の新加入で最も目を引くのがデイビッド・ヌワバだ。フィジカルを使ったドライブだけでなく、守備でも複数ポジションへプレッシャーをかけられる。

A東京には小酒部泰暉、キヨンテ・ジョンソン、安藤周人らサイズのあるウイングがいる。ヌワバに対して誰を最初に当て、どこでヘルプを送るのか。反対にヌワバがA東京の主要ハンドラーを守る時間があるのかも注目したい。

5|新体制同士だからこそ「崩れた後」が重要

開幕戦は、準備したセットが機能する時間だけでは終わらない。相手が対策し、ファウルトラブルが起き、想定外のラインナップになる。

A東京はリッチマンHC体制の公式戦初戦。琉球も大きくロスターと役割が変わった。だからこそ、タイムアウト後の最初の1プレー、相手のランを受けた直後、主力がベンチにいる時間帯など、プランAが崩れた後の意思決定に新チームの現在地が出やすい。

注目選手を3人挙げるなら

テーブス海|A東京
新体制のオフェンスを動かす起点。ペイントタッチとトランジションに注目。
デイビッド・ヌワバ|琉球
新生キングスの象徴になり得る2-wayウイング。フィジカルと守備範囲を見る。
ジャック・クーリー|琉球
新戦力が増えてもインサイドの基準点。リバウンドとスクリーンで試合を支える。

テレビ・配信は?|9月22日は全国地上波

9月22日のBプレミア開幕戦は、テレビ朝日系列で13:45から全国生中継される。試合開始は14:00。バスケットLIVEでも配信される。

翌23日の第2戦は14:05開始。Bプレミア元年の最初の2日間を、同じカードで続けて見られる。1日目の修正が2日目にどう出るかまで含めて見ると、この対戦はさらに面白い。

WORLD HOOPS LABの見方|勝敗より「新しいチームの輪郭」を見る

プレシーズンの結果だけでは、A東京も琉球もまだ完成形を判断しにくい。だから開幕戦で見るべきなのは、一つの勝敗だけではない。

A東京はリッチマンHCのバスケットボールをどこまで実装できているか。琉球は速さと粘り強さをどう共存させるか。その輪郭が最初に見えるのが、この9月22日だ。

10年前と同じカードだが、中身はまったく同じではない。Bプレミアの最初の試合として見る価値があるのは、歴史的な演出以上に、国内トップクラブ2チームがどんなバスケットボールで新時代へ入るのかを確認できるからだ。

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参考・公式情報

B.LEAGUE|2026-27 Bプレミア開幕戦特設ページ
B.LEAGUE|9/22〜9/27 B.PREMIER見どころ
アルバルク東京|B.LEAGUE PREMIER開幕直前レポート
アルバルク東京|9/22-23 琉球戦 試合情報
琉球ゴールデンキングス|アルバルク東京戦の見どころ
琉球ゴールデンキングス|2026-27 Bプレミア開幕戦