Bプレミア 10月4日 結果をまとめます。この日はB.PREMIER全13試合が行われました。
この日は、単に勝敗が並んだだけではありません。レバンガ北海道の富永啓生が22得点を挙げて4試合平均30.5得点を維持。東地区では群馬クレインサンダーズが開幕4連勝、西地区では広島ドラゴンフライズ、名古屋ダイヤモンドドルフィンズ、三遠ネオフェニックスがそろって4連勝を飾りました。
さらに滋賀レイクスが琉球ゴールデンキングスに98-72で大勝し、シーホース三河は大阪エヴェッサを101-57で圧倒。2日前に4度の延長を戦った千葉ジェッツとアルバルク東京の再戦は、A東京が96-71で制しています。
今回は、Bプレミア10月4日の全試合結果と、特に見逃せなかった5つのトピックをまとめます。
Bプレミア 10月4日 結果|全13試合一覧
| 対戦カード | 結果 |
|---|---|
| 島根 vs 名古屋D | 80-90 |
| 北海道 vs 仙台 | 100-89 |
| A千葉 vs 川崎 | 74-82 |
| 千葉J vs A東京 | 71-96 |
| 東京SR vs 秋田 | 86-76 |
| 富山 vs 宇都宮 | 77-99 |
| 滋賀 vs 琉球 | 98-72 |
| 大阪 vs 三河 | 57-101 |
| 佐賀 vs 三遠 | 89-93 |
| 京都 vs 長崎 | 90-65 |
| 広島 vs 神戸 | 83-72 |
| 群馬 vs 茨城 | 86-77 |
| 横浜BC vs 信州 | 84-89 |
4試合を終え、東地区では群馬が4勝0敗。西地区では広島、名古屋D、三遠が4勝0敗と、早くも無敗組が絞られてきました。

富永啓生22得点。4試合平均30.5得点は依然として異次元
北海道は仙台89ERSを100-89で破り、ホームで連勝しました。
前半は42-51と9点ビハインド。それでも後半に巻き返し、第3クォーター終盤で逆転。第4クォーターも攻撃の手を緩めず100点に到達しました。
富永は22得点、5アシスト、2スティール。3ポイントは6本中4本成功です。
前日の36得点ほど派手な数字ではありませんが、むしろ重要なのは開幕からの安定感です。
| 試合 | 得点 |
|---|---|
| 第1戦 | 41 |
| 第2戦 | 23 |
| 第3戦 | 36 |
| 第4戦 | 22 |
| 平均 | 30.5 |
4試合で122得点。B.PREMIER初年度の序盤とはいえ、日本人選手が平均30点を超えるペースで得点しているのは強烈です。
昨日の記事では、3ポイントが1/8でも36点を取った点に注目しました。今日は逆に3ポイント4/6。つまり、外が入らなくても点を取れ、外が入れば当然止めにくい。富永のスコアラーとしての幅が見えています。
関連記事:富永啓生36得点、黒川虎徹30得点|10月3日のBプレミア
名古屋Dが開幕4連勝。アーロン・ヘンリー25得点
西地区で最も完成度の高さを見せているチームの一つが、名古屋ダイヤモンドドルフィンズです。
島根とのアウェーゲームを90-80で制し、開幕4連勝。アーロン・ヘンリーが25得点、5リバウンド、5アシストを記録しました。
さらに齋藤拓実が16得点9アシスト、ライアン・ルーサーが16得点、スコット・エサトンが15得点。スターター4人が2ケタ得点です。
このバランスが非常に強い。誰か一人のアイソレーションに依存せず、ハンドラーがペイントへ侵入し、その優位性を周囲へつなげる。島根戦ではペイント内だけで50得点を記録しました。
B.PREMIERでは外国籍選手の個人能力が大きく注目されますが、名古屋Dはむしろ「個の能力をチームオフェンスへ変換できている」印象があります。
群馬、広島、三遠も4連勝。早くも無敗4チーム

群馬は茨城に86-77で勝利し、東地区唯一の4勝0敗。前日は72-71の1点差ゲームでしたが、2戦目もしっかり取り切りました。
西では広島が神戸を83-72で下して4連勝。三遠も佐賀との接戦を93-89で勝ち切り4連勝です。
つまり4試合終了時点で無敗なのは、
- 群馬クレインサンダーズ 4-0
- 広島ドラゴンフライズ 4-0
- 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 4-0
- 三遠ネオフェニックス 4-0
の4チームです。
まだシーズン序盤なので順位そのものに大きな意味を持たせる必要はありません。ただし、「勝ち方」が安定しているチームはすでに見えてきています。
滋賀98-72琉球。今節最大級のインパクト
個人的に、この日の結果で最も驚いたのは滋賀98-72琉球です。
琉球はBリーグを代表する強豪で、フィジカル、リバウンド、ハーフコートディフェンスに強みを持つチームです。その琉球に滋賀が26点差で勝利しました。
前日のGAME1は琉球が94-87で勝っています。そこから24時間で結果を大きくひっくり返したことも興味深いポイントです。
新しいB.PREMIERの日程では、従来よりバック・トゥ・バックが減っています。ただ、こうした同カード連戦では「GAME1で何を見て、GAME2でどう修正するか」というコーチングスタッフのアジャストメントが、より分かりやすく結果に出ます。
滋賀の26点差勝利は、単なるアップセットではなく、今後の西地区を考えるうえで無視できない結果になりました。
三河101-57大阪。44点差の衝撃
点差だけを見れば、この日の最大インパクトは三河です。
三河101-57大阪。
44点差。B.PREMIERではロスターの質が全体的に上がっているだけに、これほど大きな差がつく試合は目立ちます。
三河はこれで3勝1敗。一方の大阪は1勝3敗となりました。
まだ4試合ですが、100点を取る攻撃力以上に、相手を57点に抑えた点は評価したいところです。オンザコートフリーで得点が伸びやすい環境だからこそ、60点以下に抑える守備には価値があります。
千葉J71-96 A東京。4OTから2日後、まったく違う試合に
10月2日の千葉JvsA東京は4度のオーバータイム、合計60分。A東京が138-131で勝つ歴史的ゲームでした。
そこから2日後の再戦は、A東京が96-71。今度は25点差です。
千葉Jはフィールドゴール成功率36.1%、ターンオーバー16。2日前は114本ものフィールドゴールを放ち131点を取ったチームが、この日は71点にとどまりました。
これをすべて「4OTの疲労」と断定することはできません。しかし、60分を戦った直後のゲームで、怪我人も抱える千葉Jにとって身体的負担が小さくなかったことは想像できます。
一方、A東京は同じ60分を戦った側でありながら、再戦でこれだけ修正して勝ち切りました。2試合をセットで見ると、A東京のロスターの厚さと対応力がより強く見えます。
関連記事:千葉JvsA東京 4OT大激戦|ネイト・ウィリアムズ48得点
川崎がBプレミア初勝利。黒川への守備を修正
川崎はA千葉を82-74で破り、開幕4戦目でB.PREMIER初勝利を挙げました。
注目したいのは、前日に30得点した黒川虎徹への対応です。
川崎はスターターを変更し、黒川へのディフェンスを強化。黒川を前半4得点に抑えました。モハメド-アリ・アブドゥル-ラフマンは先発起用に応え18得点。
昨日「黒川が日本人ガードとして自分でゲームを動かした」と書きましたが、翌日には相手が明確な対策を持ってくる。ここからさらに黒川がどうアジャストするかが、シーズンを通して楽しみなポイントです。
Bプレミア10月4日終了時点の勢力図
4試合だけでシーズンを判断するのは早すぎます。それでも、いくつかの傾向は見え始めました。
- 群馬は接戦でも勝ち切り東地区4連勝
- 北海道は富永を中心に100点級のオフェンス
- A東京は千葉Jとの2連戦を連勝
- 名古屋D・広島・三遠が西地区4連勝
- 滋賀は琉球相手に大勝できる爆発力を証明
- 三河は攻守で圧倒する試合を作れる
そして何より、毎日のように予想外の結果が出ています。
外国籍選手の比重が増え、リーグ全体のタレントレベルが上がったことで、「格上だから簡単に勝つ」という試合が減っていく可能性があります。その意味でも、B.PREMIER初年度はかなり面白いシーズンになりそうです。
Bプレミア10月4日結果 FAQ
富永啓生は10月4日の仙台戦で何得点?
22得点です。5アシスト、2スティールも記録し、3ポイントは6本中4本成功しました。開幕4試合の平均得点は30.5点です。
10月4日時点でBプレミア無敗のチームは?
群馬クレインサンダーズ、広島ドラゴンフライズ、名古屋ダイヤモンドドルフィンズ、三遠ネオフェニックスの4チームが4勝0敗です。
10月4日の最大点差は?
三河101-57大阪の44点差です。滋賀も琉球に98-72と26点差で勝利しました。
千葉ジェッツvsアルバルク東京の再戦結果は?
アルバルク東京が96-71で勝利しました。10月2日の4OTゲームに続き、A東京が連勝しています。
まとめ|Bプレミアは4試合でもう面白い
10月4日のB.PREMIERは、13試合すべてに違うストーリーがありました。
富永啓生は平均30.5得点。群馬、広島、名古屋D、三遠は4連勝。滋賀は琉球を26点差で破り、三河は44点差勝利。そして4OTの再戦ではA東京が千葉Jを圧倒しました。
シーズンはまだ始まったばかりです。
ただ、初年度のB.PREMIERが「去年までのB1の延長」ではないことは、すでに十分伝わってきます。
次節もWorld Hoop Labでは、結果だけではなく「なぜその試合が面白かったのか」まで追っていきます。


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