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【Bプレミア開幕戦】A東京が琉球に84-73勝利|勝敗を分けた3Q守備と新加入2人【試合レビュー】

Bプレミア開幕戦 アルバルク東京 vs 琉球ゴールデンキングス 2026 公式ビジュアル
Bプレミア 開幕戦 アルバルク東京 vs 琉球ゴールデンキングス 2026
Bプレミア開幕戦 A東京vs琉球。画像:アルバルク東京公式

Bプレミア 開幕戦は、アルバルク東京が琉球ゴールデンキングスに84-73で勝利した。

2026年9月22日、TOYOTA ARENA TOKYO。10年前のB.LEAGUE開幕戦と同じカードで始まった新リーグの最初の40分は、前半と後半で試合の表情が大きく変わった。

第1クォーターは琉球が30-23で先行。しかしA東京は第2クォーターから押し返し、50-51でハーフタイムへ。そこから第3クォーターを22-12で取り、最終的に11点差で逃げ切った。

ここでは結果だけではなく、公開されている公式スコア、試合後コメント、報道された個人成績をもとに、どこで流れが変わったのかを整理する。

Bプレミア 開幕戦|A東京 84-73 琉球

チーム 1Q 2Q 3Q 4Q 計
A東京 23 27 22 12 84
琉球 30 21 12 10 73

2026年9月22日/TOYOTA ARENA TOKYO

まず結論|勝負を変えたのは「3Qの12失点」

この試合で最も分かりやすい分岐点は第3クォーターだった。

琉球は前半を51-50と1点リードで終えている。ところが後半最初の10分は12得点に抑えられ、A東京が22得点。ここだけで10点の差がついた。

試合後、ライアン・リッチマンHCも前半は思うようにプレーできなかったと振り返ったうえで、ハーフタイムに選手たちが「何をどうするべきか」を話し合い、そこからディフェンスが改善したという趣旨のコメントを残している。

つまりA東京にとって大きかったのは、最初からすべてが機能したことではない。琉球の速さとフィジカルを受けたあと、試合中に守備の基準を修正できたことだ。

1Q|琉球の「速さ」は確かに出ていた

昨日のプレビューでも、琉球が新体制で掲げる「速いバスケット」が最初のポイントになると書いた。その特徴は序盤から出た。

第1クォーターは琉球が30得点。報道では、開始3分過ぎから外国籍選手3人を同時起用し、脇真大も起点になって11-0のランを作ったとされている。

特に目立ったのが新加入のデイビッド・ヌワバだ。最終的に24得点、8リバウンド、5アシスト、7スティール。得点だけでなく、守備でもボールへ関与し続けた。

琉球のポジティブ材料:新スタイルの「速さ」が単なるスローガンではなく、開幕戦の序盤から実際に30得点という形で表れたこと。

2Q|A東京はフリースローで試合を落ち着かせた

一方、A東京は第1クォーターで琉球のペースに飲まれたままでは終わらなかった。

第2クォーターは27-21。バスケットボールキングによると、このクォーターだけでA東京はフリースローから15得点を記録した。

速い展開で琉球と正面から走り合うだけではなく、リングへプレッシャーをかけ、ファウルを引き出しながら時計が止まる得点を積み重ねたことで、ゲームのテンポを一度リセットできたと考えられる。

ハーフタイムは50-51。7点ビハインドだった第1クォーターから、ほぼイーブンまで戻した。

3Q|A東京のディフェンスが試合の主導権を奪った

後半に入ると構図が変わる。

A東京は琉球を第3クォーター12点、第4クォーター10点に抑えた。前半の琉球が51得点だったのに対し、後半は22得点しか許していない。

ここで重要なのは、単に「シュートが落ちた」で片付けないことだ。試合後のリッチマンHC自身が第3クォーターのディフェンスを評価しており、A東京側がハーフタイムを境に守備を改善したことはチームの認識とも一致している。

さらに琉球ではジャック・クーリーがファウルトラブルに入り、インサイドの基準点を使い続けにくくなった。ヌワバが高い個人能力を見せる一方、勝負どころではA東京が琉球の得点源を絞り込める時間が増えた。

新加入キヨンテ・ジョンソン29得点|73%FGはインパクト大

A東京のオフェンスで最も大きかったのは、今季加入したキヨンテ・ジョンソンとD.J.ホグだった。

キヨンテ・ジョンソン
29得点
FG成功率73%
D.J.ホグ
23得点
3P 4本成功
小酒部泰暉
13得点
日本人選手で得点を補完

ジョンソンとホグだけで52得点。A東京の84得点の6割以上を新加入2人が占めた。

テーブス海も試合後、この2人のオフェンスについて非常に高い評価を口にしている。新体制の初戦という状況を考えると、既存のテーブス、安藤周人、小酒部、ライアン・ロシターらに加えて、自力で得点を作れる新戦力が最初から機能したことはA東京にとって大きい。

それでも琉球のヌワバ24得点・7スティールは脅威

敗れた琉球で最も強烈だった数字はヌワバだ。

24得点、8リバウンド、5アシスト、7スティール。開幕戦から得点・リバウンド・プレーメーク・守備すべてに数字を残した。

琉球が今季目指しているのは、速さと全員でカバーする守備を連動させるスタイル。その中で、トランジションを生み出せるスティールと、ボールを持ってリングへ向かえるヌワバの存在は非常に相性がいい。

Game1は敗れたが、ヌワバを中心に序盤30得点まで持っていったオフェンス自体は、Game2へそのまま残したい要素だろう。

Game2で見るべき3つの修正ポイント

1|琉球は後半22得点からどう立て直すか

Game1最大の課題はここだ。前半51得点から後半22得点へ落ちた理由を、ボールの停滞、A東京の守備、ファウルトラブルなどに分けて修正できるか。

2|A東京はジョンソンとホグへの対策を受けても得点できるか

2人で52得点した以上、琉球が翌日に同じ守り方を続ける可能性は低い。早めのヘルプやマッチアップ変更を受けたとき、テーブス、小酒部、ロシターらへ得点がどう分散するかを見たい。

3|クーリーのファウル管理

琉球にとってクーリーはリバウンドとスクリーン、インサイドのフィジカルを担う基準点。Game1ではファウルトラブルが試合展開へ影響した。Game2では彼を長い時間コートに置けるかが重要になる。

WORLD HOOPS LABの結論|A東京は「修正できた」ことが最も大きい

84-73というスコアだけを見れば、A東京の11点差勝利だ。

ただ、この開幕戦でより重要に見えたのは、新加入2人の52得点以上に、第1クォーターで30点を取られたあとに守備を修正し、後半を22失点に抑えたことだった。

新しいHC、新しい外国籍選手、新しいリーグ。開幕直後は完成度よりも、試合中に問題を認識して修正できるかが重要になる。その意味でA東京は、Bプレミア最初の40分で一つの形を見せた。

一方の琉球にも、ヌワバのオールラウンドなインパクトと、第1クォーターに見せた高速オフェンスという明確な材料がある。

9月23日のGame2は、Game1の結果以上に「24時間でどちらがどう変えるか」を見る試合になる。

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参考情報

B.LEAGUE公式|A東京 vs 琉球 試合結果
バスケットボールキング|Bプレミア開幕戦 試合レポート
バスケットボールキング|テーブス海・リッチマンHC 試合後コメント
アルバルク東京公式|Bプレミア開幕戦情報