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【デイビッド・ヌワバとは?】開幕2戦51得点|NBA237試合から三遠・琉球までの経歴とバッシュ

Bプレミア開幕戦 アルバルク東京 vs 琉球ゴールデンキングス 2026 公式ビジュアル
PLAYER PROFILE

デイビッド・ヌワバ|David Nwaba

琉球ゴールデンキングス #17|SG/SF|196cm・99kg

1993年1月14日生まれ/アメリカ・ロサンゼルス出身

NBA通算237試合 → 三遠ネオフェニックス → 2026-27 琉球

デイビッド・ヌワバが出場したBプレミア開幕戦 A東京 vs 琉球の公式ビジュアル
デイビッド・ヌワバが出場したBプレミア開幕戦。画像:アルバルク東京公式

Bプレミア開幕2試合で51得点、22リバウンド。2026-27シーズン、琉球ゴールデンキングスで最も強烈なスタートを切った一人がデイビッド・ヌワバだ。

9月22日のアルバルク東京戦では24得点、8リバウンド、5アシスト、7スティール。翌23日は27得点、14リバウンドを記録し、琉球のBプレミア初勝利を牽引した。だが、ヌワバのキャリアは「元NBA選手」という一言だけでは説明しきれない。

大学では遠回りをし、NBAドラフトでは指名されず、Dリーグのトライアウトから這い上がった。それでも守備、フィジカル、ハードワークを武器にNBAで7シーズン、237試合に出場。その後ヨーロッパを経て日本へ渡り、三遠ではリーグ屈指のオールラウンダーになった。

ロサンゼルスで育ったマルチスポーツ選手

ヌワバは1993年、ロサンゼルス生まれ。Cal Polyの公式プロフィールによると、父はTheodore、母はBlessing。姉のBarbara Nwabaは七種競技のトップアスリートで、2015年の全米選手権を制した実績を持つ。

本人も高校時代から並外れた身体能力を見せていた。University High SchoolではバスケットボールでWestern League MVPを2度受賞し、最終学年には平均22.0得点、11.5リバウンド。さらにアメリカンフットボールとバレーボールでもレターを獲得している。

後年の日本でのインタビューでは、バレーボールでも大学進学を狙えるほどだったと振り返っている。それでも最も情熱を感じたのがバスケットボールだった。現在のヌワバに見られる跳躍力、横方向の反応、空中での強さには、このマルチスポーツの背景も重なる。

Cal Poly公式|大学時代のプロフィール →

ハワイ→Santa Monica College→Cal Poly|一直線ではなかった大学時代

高校卒業後、最初に進んだHawai’i Pacificでは2011-12シーズンをレッドシャツとして過ごした。その後Santa Monica Collegeへ移ると状況が変わる。2012-13シーズンに平均20.5得点、8.8リバウンド、2.5アシストを記録し、Western State Conference South DivisionのPlayer of the Yearに選出された。

そこからCal Polyへ移籍。2014年には7番シードのCal PolyがBig West Tournamentを勝ち上がり、学校史上初のNCAA Division I Tournament出場を決めた。決勝でヌワバは17得点。さらにNCAA First FourのTexas Southern戦でも17得点を挙げ、学校初のNCAAトーナメント勝利に貢献した。

派手な名門大学のスター街道ではない。むしろ、小さなチャンスを一つずつつないでステージを上げていったキャリアだった。

デイビッド・ヌワバのNBAキャリア|ドラフト外から237試合へ

2016年春、Cal Polyを卒業したヌワバはNBAドラフトで指名されなかった。そこで選んだのが、当時ロサンゼルス・レイカーズ傘下だったLos Angeles D-Fendersへの挑戦だった。

Cal Polyの卒業生記事によると、ヌワバはプレシーズンのトライアウトからロスターを勝ち取り、Dリーグ40試合で平均14.1得点、6.9リバウンド。守備と運動能力で評価を高め、2017年3月にレイカーズから10日間契約を獲得した。2度の10日間契約を経て、その月のうちに複数年契約へ。Cal Poly出身者として初めてNBAでプレーした選手になった。

その後はChicago Bulls、Cleveland Cavaliers、Brooklyn Nets、Houston Rocketsを渡り歩く。NBAでの役割はエーススコアラーではなく、フィジカルなオンボールディフェンス、トランジション、リムアタック、リバウンドで流れを変えるウイングだった。

NBA公式系のメディアガイドでは、NBA通算237試合・50先発、平均6.8得点、3.7リバウンド、1.0アシスト。7シーズンにわたりローテーション争いを続けた。

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デイビッド・ヌワバ、NBA後も止まらない|Gリーグ、ロンドンを経て日本へ

Houstonを離れた後はMotor City CruiseでGリーグへ戻り、2023-24シーズンにはイギリスのLondon Lionsでもプレー。そして2024年、三遠ネオフェニックス加入によって初めてBリーグへやって来た。

ここでヌワバは、NBA時代よりも大きなオフェンスの役割を担うようになる。

シーズン PTS REB AST STL BLK
2024-25 三遠 17.1 7.2 2.5 1.5 0.8
2025-26 三遠 20.7 7.6 3.8 1.9 1.3

来日1年目は57試合で平均17.1得点、7.2リバウンド、2.5アシスト。12月には月間MVPを受賞し、シーズン終了時にはレギュラーシーズン・ベストファイブに選ばれた。

2年目はさらに数字を伸ばし、56試合で平均20.7得点、7.6リバウンド、3.8アシスト、1.9スティール、1.3ブロック。196cmのウイングながらB1ブロック王になり、三遠退団時にはセカンドチーム選出も発表された。

得点だけでなく、スティールとブロックの両方で試合へ関われることがヌワバの価値だ。NBAで培った“ロールプレーヤーとして勝利に必要な仕事をする能力”に、日本ではボールを持って得点を作る役割まで加わった。

B.LEAGUE公式|ヌワバのシーズン成績 →

デイビッド・ヌワバが2026年に琉球へ|キングスが求めたもの

2026年7月、琉球はヌワバとの契約を発表した。クラブが評価したのはNBA経験だけではない。公式リリースでは、複数ポジションを守れるディフェンス、ルーズボール、リバウンド、トランジション、ハードワークを明確に獲得理由として挙げている。

これは琉球が長く大切にしてきたフィジカルと泥臭さに、今季のテーマである「速さ」を加えるうえで非常に分かりやすい補強だった。

そしてBプレミア開幕2試合で、その狙いはすぐ数字になった。

9/22 vs A東京:24得点・8REB・5AST・7STL

9/23 vs A東京:27得点・14REB、3P4本

開幕2戦合計:51得点・22リバウンド

Game1は敗れたが7スティール。Game2は第2クォーターだけでフィールドゴール7本すべてを成功させ、前半で20得点。最終的に27得点、14リバウンドのダブルダブルで85-74の勝利を引き寄せた。

リングへ一直線に向かうだけではなく、Game2では3ポイントを4本成功させた。外のシュートまで安定すれば、Bプレミアで守る側にとってさらに難しい存在になる。

デイビッド・ヌワバのバッシュは?|NBA時代からNike中心

シューズも面白い。NBA時代の着用記録を追っているColendriでは、確認された80試合すべてがNike。最も多いのはNike KD 13の35試合で、KD 14が24試合、Kyrie Low 4が15試合と続く。

琉球加入後もNikeを履いている。8月の試合映像と公式投稿をもとにした「Bリーグバッシュ特定班」は、着用モデルをNike LeBron 22 Monopoly “Deep Royal Blue”と特定している。

また、9月22日・23日の開幕2試合については、今回確認できた公開資料だけではモデル名まで確実に断定できなかった。そのためWORLD HOOPS LABでは、開幕戦モデルは高解像度の公式写真などで確認でき次第アップデートする。

足元の傾向:NBA時代からKD、Kyrie、LeBron系とNikeのガード/ウイング向けモデルを継続して選んできた。196cm・99kgで激しく切り返しながらリングへアタックするヌワバのプレースタイルと合わせて追うと面白い。

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デイビッド・ヌワバ FAQ

デイビッド・ヌワバはNBAで何試合プレーした?

NBAではレイカーズ、ブルズ、キャバリアーズ、ネッツ、ロケッツに所属し、通算237試合・50先発。平均6.8得点、3.7リバウンド、1.0アシストを記録した。

三遠ではどんな成績だった?

2024-25シーズンは平均17.1得点、2025-26シーズンは平均20.7得点まで伸ばした。2年目には1.9スティール、1.3ブロックも記録し、攻守両面で存在感を示した。

デイビッド・ヌワバのバッシュは何?

NBA時代はNike KD 13、KD 14、Kyrie Low 4などNikeを中心に着用。琉球加入後もNikeを履いているが、2026-27開幕2試合の正確なモデルは公式資料だけでは断定できていない。

まとめ|「元NBA」より、這い上がってきた2-wayプレーヤー

デイビッド・ヌワバを「NBA経験者」と呼ぶのは間違いではない。しかし、その肩書きだけでは彼のキャリアの面白さを取りこぼす。

Hawai’i Pacific、Santa Monica College、Cal Poly。ドラフト外からDリーグのトライアウト。10日間契約からNBA237試合。そしてGリーグ、イギリス、日本へ。どの段階でも、守備、身体能力、リバウンド、走力、ハードワークを武器に次の場所をつかんできた。

三遠で2年間かけてBリーグトップクラスのオールラウンダーになり、今度は琉球でBプレミア最初の2試合から51得点。33歳になった現在も、キャリアはむしろ新しいフェーズに入っている。

琉球の新しい「速さ」を象徴する選手になるのか。開幕2試合を見る限り、今季のBプレミアで追い続ける価値がある選手なのは間違いない。

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参考・公式情報

琉球ゴールデンキングス|デイビッド・ヌワバ選手 契約発表
B.LEAGUE|デイビッド・ヌワバ 選手プロフィール・成績
Cal Poly Athletics|David Nwaba Bio
Cal Poly Magazine|Going Pro: David Nwaba
三遠ネオフェニックス|デイビッド・ヌワバ選手 移籍先決定
バスケットボールキング|9/23 A東京vs琉球
Colendri|David Nwaba shoe history